香りの森
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セラピスト向け:レイキとの併用のしかた

マッサージ・エステ・他の施療で、レイキを併用して効果倍増!

香りの森には、整体師、エステティシャン、アロマセラピスト、リフレクソロジストなど多くの施療師・セラピストさんが受講に見えており、日常のお仕事で積極的にレイキを使って、多くの効果を出していただいています。ただ場合によって、レベル1を受講されても、まだレイキを十分に活用できていないケースも見られます。レイキは全てのセラピーに非常に取り入れやすいものですから、思い切って意識的に取り入れてゆかれるのが、ご自身のパワーアップ、効果アップ、顧客の満足度アップ、指名アップにつながります。レイキを取り入れられたセラピストさんの多くが、「疲れなくなった」「効果が上がりやすくなった」「クライアントさんのリラックス度が増した」「指名が増えた」などを実感されています。このページでいろいろなノウハウをお教えしますので、是非とも積極的にレイキを取り入れてください。


直接的な使い方
まずは直接クライアントに使ってゆく方法をご紹介します。

■最初に頭部に使ってリラクゼーション
多くのクライアントは最初にサロンに来たときは、多かれ少なかれ緊張があったり、身体のこわばりがあります。とくに初対面の場合はセラピスト自身にも、クライアントにもかなり緊張があるものです。こういった時に、いきなり施術に入るよりも、最初にクライアントの頭部にスタンダードポジション(頭の4箇所)を使って5分ほどレイキをするのです。これでお互いの緊張も解けて、クライアントの身体もゆるみ、血流もあがりやすくなり、効果も出やすくなります。そのときの言い方ですが:
 
   「最初にすこし頭部のリラクゼーションを入れます」
   「暖かくなるヒーリングを5分ほどします」
   「お体を緩めるヒーリングをします」
   「準備として優しい気のエネルギーを送ります」
 
頭部でリラックス など言えばよいでしょう。5分というのは限られた時間で貴重な時間ですが、ここで身体を緩めておくと、あとの時間が遙かに有効に使えるのです。決して無駄になることはありません。セラピストによっては、全体の施術のあとにレイキを使う人もいますが、最後ではなくて最初に使った方が遙かに効果的です。最後の使うのは本当に「おまけ」としての効果だけですが、最初に使うことで、それからの施術全体にプラスになるのです。

■主訴に使って効果アップ
カウンセリングして、ここが凄く凝っている、ここが凄く悪いと分かっている場合は、その部分に施術する前に短時間レイキをしておくと効果が出やすいです。例えば、ガチンガチンに凝っている部分が分かっているとします。こういった部分を普通の手技を直接使ってゆくと、揉み出す方もかなり大変ですし、受けているクライアントもいたく感じたりして、必ずしも旨くゆかない場合があります。こういう時に、まず最初に5分ぐらい手を当ててレイキをしておくと、組織が弛み柔らかくなります、血流もアップします。同時にヒビキを関知することで、どのぐらい悪いのか評価をすることも出来ます。こうしてから術を施すと、遙かに揉みやすくなりますし、受け手の不快感は起こりません。クライアントには次のように説明します:
 
   「凝っている部分を最初に少し暖めますね」
   「優しい気を送って悪い部分をすこしほぐしておきます」
   「まず血流を良くするように気を送ります」

肩こり など言えばよいでしょう。クライアントの代謝が悪くなければ、5分と言わず3分でも効果が出ます。この数分で逆にあとの施術の時間が節約できるでしょう。

■片手で揉んで、片手でレイキする
片手 片手で揉みながら、もう片方の手で別な箇所に手を当てて、レイキを使うことが出来ます。特に、左右両方に施術をかける時、例えば、右手で右肩を揉みながら、左手を左肩にあってレイキをする、それが終わったら、左手で左肩を揉みながら、右手を右肩に当ててレイキを送る。この場合は、クライアントに何も言わなくても全然気になりません。一度術を施した箇所に、続けて手を当てておくことは、受け手には何も違和感は感じさせないでしょう。何か言われたら:

   「揉んだ部位を整えておきます」
   「効果がアップするように気を流しておきます」
   「左右バランスを調整しています」
 
などの説明が可能でしょう。これは説明や準備をしないで、普通の施術の中に簡単に取り入れることが出来ます。

■施術と一体化する
アロマトリートメントなどのように、常に手のひらを当てている状態では、実はトリートメントの間中レイキが送れていることにもなります。エステのハンドトリートメントでも、顔にずっとレイキが送れます。マニュアルリンパドレナージュでも同様です。つまり、何も余計なことはしなくても、効果がアップしてしまうという、楽ちんな使い方があります。もちろん、整体などでも本当に必要な力だけ入れて、自分もリラックスしていれば揉んでいる手からレイキは出ています。世の中で、ゴッドハンドといわれている人の多くはこういった状態になっているのです。それは熟練してくると、焦りや慌てや葛藤などのマイナスの感情がなくなり、自信を持って穏やかにリラックスして施術に当たれ、自然にレイキが出るようになるからです。

■エステの待ち時間に
エステでは、クレイやパックをしている時間は暇です。このときに、パックの上から顔にレイキを送ることも出来ます。また、もう少しやりやすいのは、この時間に「ヒーリングの無料サービスをしましょうか?」と訪ねて、頭部や気になっている箇所、脚、足裏になどにレイキをしてあげると、これはもう気持ち良く待っていられます。(足裏はちゃんとタオルをかぶせてやってくださいね。顔をいじっている最中ですから衛生的に気にならないように) レイキが出来なくても、この町の間にリフレやハンドマッサージをする人もいますので。

■間に合わせとして使う
二手主訴がいろいろと複数あるクライアントでは、決まった時間の中で全部の主訴に対応できない場合があります。肩と腰が悪い、でも胃の調子も悪くて、という場合は、肩や腰を施術する時に、少し片手を胃に当てて置けば必ずプラスになります。「今回は全部ケアするのはお時間が足りないので、胃のほうはヒーリングの気を送っておきますので、すこしプラスになると思います。」って説明しておけば、イヤだというクライアントはいないはずです。

■最後にオマケでレイキする
すでに述べたように、レイキを使うのは最初や最中に使うのが、結果的に自分のやっている施術の効果が上がります。しかし、それがどうしてもやりにくいという場合は、最後にオマケとして使う事もできます。この場合の言い訳(笑)はこうです「お疲れ様でした、本日はこれで終了ですが、今、気を使ったヒーリングの勉強もしているので、あと5分だけヒーリングで手を当てさえて頂けませんか?」。拒否するクライアントは少ないでしょう。これで、一度慣れてもらったら(悪くない印象であれば)、次回のそのクライアントの施術の時には「今日は最初にヒーリングを入れても良いでしょうか?」って使えますから。


なぜ指名が増えるのか
レイキを旨く使ってゆくと指名が増えますが、以下のような理由があるのです

●効果がアップする
レイキを上手に併用してゆくと、決められた同じ時間内でより高い効果を上げることが出来ます。当然、またやってもらいたいとなります。

●悪い箇所が分かる
ヒビキがわかるようになると、施術には無限にメリットがあります。クライアントは主訴を持って来店しますが、実は本当に悪い箇所というのは自覚が無い確率がかなりあるのです。症状に出ていない部分、自覚がない部分は、ヒビキで正確に的確に見つけることが出来ますので、これはもう鬼に金棒です。
実際には、いちいち悪い箇所を指摘する必要は全くないですし、いちいち指摘しない方が良いですが、なにげに「~の調子はどうですか?」と聞いてあげると良いですね。「ちょっと気になったので」って言えば、「へーぇ、この人は悪いところが何となく分かるんだ!」って、信頼度がアップします。そして、レイキが使えない他の施術者に対して、とても優位に立てますね。

●深層筋や内蔵に直接作用させられる
腰レイキの特徴は、身体の内部へも到達する事です。通常の施術では難しい深部の筋肉や、内臓の問題でもレイキは簡単に作用させることが出来ます。例えば、腰痛などでは骨盤の中にある筋肉が痛んでいることもありますが、これはレイキの独壇場です。内臓は、経絡や反射区を使って作用を起こすことも出来ますが、これは経験や知識が必要です。レイキの場合は内蔵の位置だけ分かっていれば簡単に効果が出せます。これもレイキが使えない他の施術者に対して、とても優位に立てますね。

●受けていて気持ちがよい
クライアントが求めているのは効果だけではなくて、リラックス度、受けている時の気持ちよさでもあります。レイキを使えると、受けていて気持ち良く感じることが増えますから、また受けたいという動機になります。
まあ、強烈に刺激しないと気の済まないクライアントはダメですが。後述しますが、こういった単に強い刺激を求めるクライアントは、自分から遠ざけた方が、ご自分のセラピスト寿命、施術者寿命のためにもなります。

●一緒にいて心地よい
例えば、経験や技術の浅いセラピストや施術者の場合は、「自信がない」「無駄な緊張がある」「”直そう治そう”と前のめりになっている」「落ち着きがない」「クライアントの状態を否定する(治そうと懸命だから)」「焦っている」「表情が硬い」「表情が険しい」といった現象が見られます。そして技術がないから、やたら腕力に頼ろうとする傾向があります。こういった人たちと、同じ空間にいたり、もちろん触られても、クライアントは居心地がよいとは感じません。自信があって、落ち着いていて、直そう直そうと前のめりではなく、「そうなんですね」とクライアントを許容してくれるセラピスト、そういう人が近くにいたり、触られた方が居心地が良いのですね。
レイキを学ぶと、無駄に力まない、落ちついて当てを当てる、焦らない、安定する、穏やかになる、そういった態度や姿勢、表情、顔立ち、そして特性、雰囲気が徐々に身についてくるものです。いわゆる癒し系のオーラが発達します。レイキそのものが、そういった安定したプラスの要素を持っているのですね。ですから、近くにいたり触られたりすることが心地よくなります。これも指名が増える大きな要因になります。

●自己管理が出来るようになる
レイキをやるようになると、「もらい」にくくなる、「以前のように消耗することが無くなった」というのはセラピスト、施術者さんから聞かれる共通の感想です。もしも、まだこのような現象があるようでしたら、それはあなた自身の施術に仕方に大きな問題があるからです。誰も疲れ切ったセラピストに自分をやってほしいとは思いません。


セルフケアが出来る
レイキは自分にも使えるのでセルフケアが出来ます

●セルフケアで長い寿命を
クライアントにレイキを使えるだけではなくて、自分の健康維持にもレイキは極めて役に立ちます。プロになれば、多少の無理をしたりとか、身体のある部分を酷使したりとか、体調や状態は万全ではないことが普通です。それらをケアしないで、施術を続けてゆくと、結局は身体や心を壊して、セラピストの寿命を短くしてしまうことが頻繁に起こります。今日、非常に多くのサロンが林立して、競争も激しいですし、低賃金、長時間労働当たり前、経営者としてはセラピストや施術者はハッキリ言って使い捨てです。職のほしい人は星の数ほどいますが、職場は限られていますので、完璧な買い手市場です。セルフケアが出来ない=使い捨てられる、ということに他なりません。セラピストとして長い間仕事を続けてゆけば、生涯賃金が億の単位になりますが、数年で身体を壊してしまっては、それが煙のように消えてしまいます。日本ではセラピストが自分の身体をいかにして守るかという教育や視点が皆無に近い事が多いのですが、これは施術の内容と同じぐらいに大切なことなんです。そして、自分の身体は自分で守る以外にありません。

自分レイキが使えれば、ちょっと無理をしたとか、ちょっと疲れたという時に即に使えます。特にこれは、施術をした直後、つまり次のクライアントが入る前の5分とか10分とか短い間に、悪い箇所にレイキを使って悪化を防げます。これはケガをした時と同じで、負担をかけた直後にレイキをすればするほど、効果が出やすいですから、ながらやその場で手を当てて使えるレイキは非常に使いやすいです。負担をかけたその直後にレイキをすればダメージも最小限で済みます。もちろん、一日が終わったあとに、しっかりと悪い箇所、消耗している箇所に簡単にレイキが使えるので、これも本当ありがたいのです。
それからレイキを自分で使ってゆくと、身体が素直になったり、自分でも症状を感知しやすくなります。自分の身体を「聞く」ことが出来るようになるので、セルフケアもやりやすくなります。


間接的な使い方
間接的なレイキの使い方もあります

●遠隔でさらに効果アップ
これはちょっと禁じ手かもしれませんが、レイキが出来れば簡単に実施できます。つまり、サロンでの限られた時間では、どうしても時間が足りない、効果が足りないという場合は、クライアントが帰ったあとで、遠隔でレイキを送ることも出来ます。
もちろん、これには(1)クライアントの了解を取らない場合、(2)クライアントに了解を取る場合と二つのケースがあります。了解を取らないのは倫理的にどうかなと感じるセラピストは、実施しなくても良いですが、非常に大切なクライアント、長年のクライアントなどの場合は、送りやすいと思います。レイキのことを理解しているクライアントでしたら、説明できますので必要な場合は、送りやすいですね。もちろん遠隔と言っても、自分の貴重な時間を使うので、常に実施できるわけではないですし、余裕がない場合も多くあると思いますが、いざという時には、遠隔レイキの出来ない他のセラピストに対しては絶対的に優位に立てますよ。

●場所に使う
これは非常に間接的な話ですが、サロンを浄化するために使えます。サロンのように、不特定の、しかも具合の悪い人が出たり入ったりする場所は、気が悪くなるケースが見られます。レイキを学んで「場所の気」にも意識がゆくようになって、お教えした様々な浄化法を使って、意識的にサロンの気を良くしてあげると、クライアントはもちろん、そこで働くセラピスト全員にプラスになります。


レイキの出来ないセラピストは大損している

さて、以上かなり自画自讃的ですが、レイキがセラピスト・施術者にとっていかにプラスになるか宣伝しました。つまり、レイキの出来ないセラピストさん達は、実は大損をしているということなんです。レイキが使えることで失うものは何もありませんが、レイキが使えることで得るものが膨大にあります。まだ、レイキを習っていないセラピストさんは、明日にでもすぐにレイキを習うべきです。また、レイキを習ったのに、上に説明したようには使っていないという方は、是非今日から、いろいろと試してください。使ってゆけば、徐々に私のお伝えしたいことが体験として理解していただけると確認しています。

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