Q&A:レイキのアチューメント(アチューンメント)とは?

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仁科まさき

これまでに延べ4,000人以上に12,000回以上アチューメントを実施してきたレイキマスターが、アチューメントの疑問に詳しくお答えします。
 
  〇 そもそもアチューメントって何?
  〇 どうやってアチューメントするの?
  〇 遠隔のアチューメントはどうなの?
  〇 アチューメントはどう感じるの?
  〇 アチューメントと靈授の違いは?
  〇 アチューメントを受けないとレイキが出来ないの
  〇 アチューメントは新しい回路を開くの?
  〇 何度も受けないとイケないの??
  〇 マスターは相性というものはあるの?
  〇 マスターによって得られる力が違いますか?
  〇 系譜・血統は重要?

Q そもそもアチューメント(アチューンメント)って何?

アチューメントの様子 アチューメント(アチューンメント)とは、レイキが良く出る人(通常はマスター)が、レイキの出が少ない人にレイキを沢山流してあげて、その人のレイキの流れを良くしてあげる作業です。時間は10分前後で、普通のヒーリングと同じようなものですが、頭や手などレイキの出入り口にレイキを送って、その部分の透過性を良くします。それで身体の中もレイキが通ります。

普通にレイキヒーリングを何度も受けていると、自然に身体のレイキの流れが良くなるので、受けた人もレイキが良く出るようになるのですが、アチューメントはそれを短時間で効率よく行えるような工夫がされているということです。

アチューメントのさらに詳しい説明はここにもあります

Q どうやってアチューメント(アチューンメント)するの?

首の後ろ 人の身体にはもともと基本的な気の流れがあります。アチューメントはそれに従って、マスターがレイキを流します。頭頂にレイキを送ると、自然に背骨を中心にして体に流れています。

レイキの流れの良い人は、そのまま手や足にもレイキが流れていきます。しかし、普通は流れが完ぺきではないので、補助的に頸椎、手、足にも送っていきます。特に、手はヒーリングに使いますから、レイキの流れを良くしておく必要がありますから、手には丁寧にレイキを送ります。

具体的なアチューメント法は、通常のレイキ講習を終えて、色々な経験を積んでから、レイキマスター講習でお教えしています。アチューメントは、アチューメントが出来ても、手のあて方など、レイキの使い方を教えてもらって、初めて活きてきます。

Q 遠隔のアチューメント(アチューンメント)ってどうなの?

遠隔でレイキのエネルギーが送れるのと同じように、当然遠隔でもアチューメントは可能です。可能は可能ですが、倫理的にそれを商売として行うことは問題があります。直接にマスターから手のあて方を教えてもらわないと、人に手を当てるのが難しいですし、そもそも遠隔では練習が出来ません。つまり、エネルギー的には遠隔でアチューメントが出来るが、レイキ講習というのは、対面でないと上手く出来ないと言うことです。

ネットでは、遠隔のアチューメントをして商売をしている人がいますが、そういったのを受けて、結局レイキの使い方が分からず、香りの森の講習で学び直されるケースが常にあります。そもそも、遠隔のアチューメントは、本当にそれをしてもらっているのか確認する方法もありませんから、商売としては倫理的な問題があります。

Q アチューメント(アチューンメント)と靈授の違いは?

伝統靈氣の場合は「靈授」になりますが、靈授は非常にシンプルです。時間も5分位です。西洋レイキのアチューメントは、オーラ、チャクラなど色々な要素が付け加わっています。特に、癒し的な要素が加わっているので、受けていてとても気持ち良いと思います。

伝統靈氣では「もともと靈氣は生まれつき誰にでも備わっている機能」と考えていますから、靈授では必要最小限のことをしてあげるだけです。受ける人によって違いますが、靈授のほうが力強いと感じる場合もあります。

Q アチューメント(アチューンメント)はどう感じるの?

どう感じる?

一般的には、とても気持ち良い、心地よい、癒やされる、安心する、許されたように感じる、などなどです。人によっては涙が流れてしまう人もいます。頭頂から、身体にかけてエネルギーの流れを感じる人もいます。手や脚がジンジンする場合もあります。

逆に、軽い頭痛が起こったり、眉間やこめかみに何かを感じる場合もあります。これらは一時的なものです。

しかし、アチューメントでどう感じるのかは、まったく重要ではありません。もちろん、心地よいに越したことはないですが、全く何も感じなくても、レイキの流れは良くなっているので、あとは手を当てる練習をすれば、ちゃんとレイキが使えるようになります。

Q アチューメント(アチューンメント)を受けないとレイキが出来ないのですか?

アチューメントは必須?いえいえ、全然そんなことはありません! レイキはもともと皆さんが持って生まれた身体の生理的な機能です。誰でも、もともと多かれ少なかれ、レイキが流れているものです。しかし、普通の生活(怒り、心配、ストレス、病気)をしていると、身体のレイキの流れが悪くなるときがあります。アチューメントはそういった状態を改善して、レイキの流れを良くするのです。

ネットでは「アチューメントを受けないとレイキが出来るようにならない」といった記述が見られますが、それは根本的な誤りです。日本の霊気が西洋に伝わったときに、そういう誤解が生まれていきました。

西洋の聖書文化では人間の価値が低いのです。原罪を負っていて、非力で、救済が必要な存在です。そんな存在が生まれたながらにして、人の病気を治す力があるとは考えにくかったのです。ですから、西洋では「レイキはレイキマスターが与えてくれる後天的な力」と誤解されていきました。アチューメントを受けないと、レイキが出来るようにならないというのは、そういった文化的な違いから生まれた全くの誤解です。

Q アチューメント(アチューンメント)は新しい回路を開くのでしょうか?

回路を開く?いえいえ、新しい回路を開くのではありません。レイキが流れる回路は、皆さんが生まれつき持っているものです。創始者の臼井先生が述べているように「萬物生を享けたる者は何万でも天恵として治療の霊能を備えて居るものです。草木禽獣魚虫皆然りでありますが、殊に人間は万物の霊長でありますから、一層著しく発現するものであります。それを具体化したものが臼井霊気療法として世に顕れたものです」レイキは元々、生まれつき誰にでも流れているものです。

アチューメントは、もともと生まれつき存在してるレイキの回路を掃除するだけです。

Q 何度も受けないといけないの?

何度も必要?アチューメントは一度受ければ、それなりに身体のレイキの流れが良くなります。しかし、1回のアチューメントでは完全に掃除が出来ないので、複数回受けると良いです。普通のレイキ講習では、そのために3回アチューメントをしていますが、受ける度にレイキの流れが良くなります。

ただし、普通の人は、その日に2回受けるとほとんど十分で、3回目の変化は少ないです。そして、講習のあともご自分で日常的にレイキを使うようになると、アチューメントの必要性はそれ程高くはありません。それでも、レベル2ぐらいまでは、講習でアチューメントをしてもらうと、出るレイキが増える実感があると思います。

Q アチューメントを受けるマスターは相性というものはあるのでしょうか?

相性はあるの?マスターに一定の力量があれば、相性というものはありません。そもそも、レイキ自体には意図がないので、一定の技量を持ったマスターであれば、誰からアチューメントを受けても、レイキが使えるようになります。ただ、世の中には「一定の技量」を持ち合わせてないマスターがかなりの数存在しているのも事実です。

事実、他のスクールで受けられて、香りの森へいらっしゃる方には、レイキの流れが「これでもアチューメントを受けたのだろうか?」と感じる場合もあり、水準を問題にしなければならないマスターの方も存在するようです。ここでは一応水準に達しているという前提のお話しです。

レイキは、レイキ自体は宇宙共通といいますか、宇宙の普遍的なエネルギーですから、その純粋な部分は個人差はないはずです。ちょうど、水というのは宇宙共通、惑星共通、どの国でも同じようなものです。そういう意味では、どのマスターのレイキも同じものでなくてはいけないはずです。しかし、水には水を通すパイプの形や、多少のパイプの特性(プラスチックとか鉄とか)、そして水を入れる容器。全く同じ水でも土器に入れた場合、紙コップ、綺麗でおしゃれなコップなどで、その飲むときの「味」というのは、微妙に変わる場合があります。同じレイキでも、そういった個々別々の特性を持ったパイプから出てくるために、微妙な違いを感じる場合もあると思います。ただし、この部分は本当に微妙な事で、アチューメントの結果に大きな影響を及ぼすとは考えにくいです。

むしろ問題になるのは、マスターと生徒さんの関係には、通常の人間関係が適用されるということだと思います。これは習い事では何でもそうです。マスターは非常に個性を持った人間ですし、不完全な部分も当然あります。その人の人格・霊性・人柄など生徒さんを含め、関係する人間に大きな影響を与える要素は沢山あります。マスターが持っているオーラや人間としての気、さらにはマスターが使っている部屋の気なども関係しているかもしれません。こういったことが生徒さんとマスターの間で相性を生むのだと思います。

Q アチューメントを受けるマスターによって得られる力が違いますか?

マスターの力の差は当然あります、そしてアチューメントを受けた直後のその人のレイキが流れる量は、そのアチューメントの質に依存してくるでしょう。しかし、そのパイプをどうやって太くするかどうかはその人のアチューメント後の鍛錬に大きく依存しています。

例えば、非常に良いマスターによって50のレイキが流れるようになっても、その後レイキを使わないとそれが5になってしまうことも十分あり得ます。(しかし0にはなりません)一方、並のマスターに10のレイキが流れるようにしてもらっても、その後の鍛錬で自分の力で50にすることは十分に可能なのです。というか、逆に様々な経験をしながら自分の実践と鍛錬で50に太くすることこそ、まさにそこに意味があるわけですし、人生の意味があるのです。そのプロセスを経験することで自分ならではの様々な貴重な経験が得られるのです。

レイキは自己肯定型の世界観です。わたし自身レイキを始めたときは、もっと元の流れに近いマスターからアチューメントを受けなければダメなのではないかと考えた時期もありましたが、それは今では誤解であり、自己否定していたと分りました。半信半疑ながら、実践を通じてクライアントさんから素晴らしい反応を頂き、また自己鍛錬を行なうことで、自分の能力を上げて行き自覚してゆくことが大事だと思います。

Q 受けるマスターの系譜・血統が重要ではないですか?

系統は大事?系譜・血統は何の意味もありません! 系統や血統、lineageというのは、霊気が西洋に伝わった際に生まれた大きな誤解です。西洋の聖書文化では自分が生まれながらにして人を癒す力があると考えるのが難しかったので、レイキは「外から与えられる能力」と誤解されて伝わりました。なので「誰から与えられたか?」が重要視されたのです。

これは西洋レイキの誤解の中でも、もっとも邪悪なものです。なぜなら、系統によって根本的な能力の差がある、超えられないものがあることになって、ヒーラー同士の差別、選別につながってしまうからです。本当にひどい恐ろしい考えです。

血統や系譜を伝々するマスターは、おそらく自分に自信がないのだと思います。臼井先生の言葉で「意識はどこにでも到達する」という考えがあります。直接に臼井先生やその近辺からアチューメントを受けていなくても、前代のマスター達の思想や世界観に触れて、スピリチュアルに時空を超えて交流することもレイキ自体にビルドインされています。レイキを十分に体験し、実践していればそれら大マスター達とつながれますから、系譜や血統は気にする必要はありません。

もちろん良いマスターにアチューメントをしていただくことは、それ自体はとても素晴らしいことだと思います。機会があれば是非受けると良いと思います。しかし、そうでないから自分のレイキが出来ないということは絶対にありません.

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