レイキは、もともと靈氣療法として、大正時代末期に日本で確立されたもの。今日、海外で広まった西洋レイキは、欧米のキリスト教文化に合わせて修正・変化したもので、実は本来伝統靈氣が持っていた素晴らしい面が多く失われてしまっています。
逆に、西洋レイキには、当時欧米ですでに行われていたエネルギーヒーリングの技法が付け加わって、本当は必要の無いルールや制約を生み出してしまって、日常で使いにくくしてしまっています。
◆ 私達日本人が本来持っていた技法 それが直傳靈氣 ◆
● 林忠次郎先生から 直 に 傳 えられた靈氣
- 正確な内容:直傳靈氣の内容は、1930年代に林忠次郎先生から直接に指導を受けた山口家とその親戚の人達の記憶・ノート・資料から、当時の内容を正確に復元した内容になっています。自信を持って、これが当時の靈氣であると皆さんに提供できる検証されたものです。
● 西洋レイキで失われた技法
- 病腺:体に手を当てると、悪い部分・不調箇所からは、当てた手に様々な信号のようなものが感じられます。こういった信号を発声する部分を病腺と呼び、病腺を見つけることで病気の予防が可能になり、また的確な治療が行えます。これは一般的な西洋レイキでは伝わっていない部分で、伝統霊気の最重要の部分でもあります。
- 血液交換法:マッサージに似た技法ですが、血流を回復して、体の機能を活性化します。靈氣と組み合わせて、又は単独でも施術できます。
- 性癖治療:精神的な問題を「心の癖」として捉えて、原因に直接アプローチする方法です。行動上の悪癖・悪習や、良くない思考習慣から、現代における心身症、ストレスなど全てのメンタルな問題に応用できます。
- 言霊:言霊は言葉でエネルギーを送る技法ですが、日本語の言霊は西洋レイキでは失われ、伝統靈氣・直傳靈氣でしか継承されていません。直傳靈氣には様々な言霊が出てきますが、どれもとても日本的な素晴らしいエネルギーを持ったもので、日本人の心に深く響くエネルギーを持っています。
● 西洋レイキで複雑化した技法
- 手のあて方:直傳靈氣では手の当て方は超シンプル。準備は一切不要、儀式も不要、当てる場所や時間の制約も何もありません。一般的な西洋レイキでは「まず自分を浄化をしろ」「受け手のオーラ浄化をしろ」「手は12ポジションに従え」「1箇所の時間を守れ」などなど、非常に多くのルールが導入されて、手続きも複雑になり、非常に使いづらくなってしまっています。
- 印・呪文:西洋レイキでの「シンボル」に相当しますが、西洋レイキではその根拠や背景が「良くわからない」技法ですが、直傳靈氣の印や呪文は、日本の文化・伝統に基づく明確な根拠や背景があり、日本人であれば「腑に落ちる」ものです。本来の技法というのはそういうものです。また、直傳靈氣では使い方がシンプルで、効果を出しやすいのも特長です。
※ 西洋レイキでは、日本人に腑に落ちない物を、複雑な使い方をしているために心配事が多くなり、気の流れがスムーズでなくなる人がいます。
● 西洋レイキで希薄化した精神性
- 五戒:[五戒]は翻訳されて英語で伝わっていますが、部分的に本来の意味やニュアンスが変わってしまっています。また、五戒の音としての言霊は元の日本語でしか発揮されません。五戒は伝統靈氣・直傳靈氣で、私達の精神性を高める大きな助けになるもので、靈氣では最も大事な要素の1つです。過去をクヨクヨせず、未来を不安に思わず、今そして今日という時間に生きる日本人の心の大切さを教えてくれるものです。
- 印・言霊:印や言霊は、日本の文化・伝統がその基礎になっています。その背景や使い方には一つ一つ昔の日本人の精神性が折り込まれています。戦後、希薄化して自信を失った日本人には、非常に新鮮に映るかも知れませんが、何か深く感じるもの、腑に落ちる部分、クリアーになる面があるのは、やはり靈氣の技法というのは日本製だからです。
- 使い手の意識:西洋レイキでは、自身は非力で、レイキのように素晴らしい力は外から与えられたものと考える傾向が大です。伝統靈氣・直傳靈氣では、私達人間はもともと生まれつき素晴らしい力があって、素晴らしいこともできるという、自力本願、自立の考えが元になっています。
● 西洋レイキで失われた目的
- 体と心の病気治療:先進国の医師法から来る制限や、西洋レイキの技法そのものから来る制限によって、西洋レイキが心身の病気治療に使われるケースは限定されてきました。効果も限定的な場合が少なくありません。西洋レイキでは、癒し・ヒーリングが基本であって、治療を主眼にして行われるケースは多くありません。直傳靈氣では、もちろん精神性の向上という面も扱いますが、正面から病気治療に積極的に活用している実践者がほとんどです。
● 西洋レイキで失われた教育体系
- 実力と責任を持った指導者の育成:日本には「道」という文化があって、ごく一般の人が武道、書道、華道、茶道などの道に励むという文化が昔からあります。その過程で、道場のような社会的に確立した教育システムが自然に出来上がって、師範などの教育者も実力と責任ある人達が育成されて、「道」の世界を形成していました。
ところが、西洋レイキになって、この道文化のない社会で指導者養成がスタートし、徐々にシステムが曖昧になり、崩れ、いい加減なものになってゆきました。そして、今日の西洋レイキの「なんちゃってマスター」を作り出してしまいました。直傳靈氣では、指導者の育成も戦前に行われた厳格な方法で、実力を持った責任ある指導者を育成するシステムを採用しています。
直傳靈氣を身につけることで、本来持っている靈氣の力が100%発揮され、また日本人としての自信や誇りが取り戻せるでしょう。
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