レイキとは?もっと詳しく

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補足 普通?の説明

レイキは欧米のホリスティックヒーリングの世界では知らない人がいないほど認知されており、マッサージの教科書にも登場し、英国の辞書にも転載され、英国の町中では"Reiki healing"の看板を見かけることも少なくなく、アロマテラピー学校では必修になっている所も多いです。例えば、Googleで「レイキ」で検索すると37万ヒット、「霊気」で検索すると18万ヒットありますが、「reiki」で検索するとなんと388万ヒットになります。

レイキの特徴としてどこでも掲げられているのは、望月俊孝氏の著書「癒しの手」にある十大特徴ですが、彼の文章は能力開発セミナーのノリで、場合によっては不要な誤解を招くニアンスがあり、余り好きではないので、ここでは少し変更してご紹介します。

1. レイキはアチューンメントという伝授を受ければ、訓練・修行をしなくてもその日から自分や人にヒーリングを行えるようになります。これは、レイキが本来は誰でも生まれつき持っている(しかし使っていない)能力だからです。そしてその後、ヒーリングで使ってゆくこと自体が訓練になり、また自身の精神性の向上に伴ってレイキの力が向上してゆきます。

2. しばらく使わなくても、そのパワーは急激には落ちません。非常に長く使わなくてもゼロにはならないでしょう。やはり使っていなければその力は落ちることには違いがありません。でも、使ってゆけば自力で復活できます。

3. ヒーリング中は特別な集中を必要としません。気功のように唸りながら送るのではなく、穏やかな心持ちで手を当てるだけです。

4. レイキがどのような結果を表すかは、受け手の身体や心が主体となります。もしも余分なレイキを流したとしても何も害はありません。

5. レイキは施術者のエネルギーを高め、また常にエネルギーを送る側になっているので、良くないエネルギー(邪気など)から身を守ることが出来、影響を受けにくくなります。

6. 空間的・時間的に隔たった相手・場所へレイキを送ることが出来ます。(実はこれも誰でも生まれつき持っている能力なのです。)

7. レイキは施術者のエネルギーを消費しませんし、道具は一切使用しません。ですから、他のセラピーに組込んで効果を上げることが非常に簡単にできます。

8. レイキは施術者がレイキを信じていなくても流れます。

9. レイキはレイキを実践してゆくことで、施術者の精神性を高める作用があります。

10. 世界中で何百万人という多くの方が使っており、様々な効果・症例・経験が世界中で蓄積しています。

以上は望月流の10大特徴を私の言葉で書き直したものですが、次に仁科流の特徴をご紹介します。

N1.  レイキで肉体的なヒーリング(病気、怪我、不調)、精神的なヒーリング(心身症なども含む)が行えるようになります。

N2. レイキは孤独感を軽減します。レイキはいつどこでもあなたと一緒にいてサポートしてくれます。

N3. 自分自身にたいする愛情、他人に対する愛情を持てるようになり、愛情が深まります。

N4. レイキには「~してはいけない」「~しないといけない」「~しないとこういう悪いことが起こる」という禁止令がありません。レイキを実践する上で不安がおきません。

N5. 使ってはいけない時(禁忌)がほとんどありません。子供、高齢者、妊婦、胎児、末期患者などすべてOKです。

N6. (多少練習が必要ですが)身体の悪い部分が病腺・ヒビキとして感じられるようになり、相手の健康的問題が的確に分るようになります。

N7. レイキは体の内部に到達しますので、問題箇所の臓器に直接作用させられます。これは他の代替療法にはない特質すべき点です。効果という点でもダイレクトですし、使用する面でもシンプルです。

その他の情報

アメリカでは本格的にレイキを含む代替療法が研究者達によって研究されています。米国ではthe National Center for Complementary and Alternative Medicine「代替療法国立センター」という国立の機関があって研究を行なっています。また科学ジャーナルとしてAlternative & Complementary TherapiesJournal of Alternative and Complementary Medicineがあり、これらのサイトで「Reiki」を検索すると論文を見つけることが出来ます。ただ、精細に検索してゆくと、しっかりとした臨床に元図いてReikiの効果が論文になっている物はまだ少ないようですね。まだまだこの分野でもこれからと思われます。私が見つけた中でとても興味深かったのは:

In Vitro Effect of Reiki Treatment on Bacterial Cultures: Role of Experimental Context and Practitioner Well-Being
Beverly Rubik, Audrey J. Brooks, Gary E. Schwartz

これは結論だけ要約すると、ある種のバクテリアに熱をかけてダメージを与えて、それにレイキをかけてそのダメージからの回復度を見ると、レイキをかけた方が良く回復しているというものです。しかも、レイキをかける人の健康状態が良い物の方が回復度が良いという結果になっています。相手が人間だと臨床例をとるのに時間も手間も、環境を統一するのも難しいのですが、相手がバクテリアだとコントロールされた客観的なデータが取りやすいですから良い方法の様に思います。

ちゃんとした論文をざっと見ると、レイキはすでに欧米の医療機関などで特にガン患者やAIDSなどの重症・末期患者の精神的苦痛、不安、痛みを軽減して、QOLを向上させるという内容のものが多く見られます。この辺のレイキがQOLを向上する事がほぼ確立・認知されていることは次の論文の要約にも読み取れます:

The increasing use of reiki as a complementary therapy in specialist palliative care.  Int J Palliat Nurs. 2005 May;11(5):248-53. Related Articles, Links Burden B, Herron-Marx S, Clifford C.

中には性的な虐待にあった子供達へ適用して成果を出している施設もあります。もちろん臼井先生が霊気によって安心立命を目指したことから分るようにレイキは精神面にも多大な効果があり、心理療法としての効果も私の周りでは実感できています。今後はそういった心理学やカウンセリングへの応用も研究されてい行くと思います。

その他にGoogle Scholarという検索を使うと、様々な学術誌にReikiが登場してきます。良い論文を見つけたらご紹介たします。

日本で霊気が広く使われていた戦前では日本はこの領域では世界の最先端を行っていたにもかかわらず、今日では西洋医療偏重の制度・価値観のために、先進国としては大きな後れを取っているのです。

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