みくさのみたから体験

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香りの森
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知らなかった

皆さん、「みくさのみたから」(三種之身宝) ってご存知ですか?
友人からこういう講習あるよって教えてもらうまで知りませんでした。「みくさのみたから」は一言で言うと日本の伝統的な療法の一つで、飯田茂実氏が、お婆ちゃんから伝えられた日本に昔からある療法です。何なの?って聞かれると、一言で言いにくいのですが、「みくさのみたから」は大和言葉を使っているということで、言葉で聞いただけでは、それが何を意味するのか分かりにくいのです。私の個人的な理解では「身体の自然な体動、あるいは無意識の体動を起こすことで、気を生成する手法」と言えると思います。

日頃から伝統的な気の療法には、とても興味を持っていますので、この「みくさのみたから」の体験のことを詳しく書いておき、記録しておきたいと思いました。日本の伝統療法の一つですので、そういう意味でも重要だと思います。一回の体験ですので、私が誤解してる点もあるかもしれません。レイキ・靈氣と同様に、これは言葉で伝えてなかなか理解出来るものではないようですが、公式な情報はここ↓にあります。Facebookでは時折体験会のお知らせもあるようですので、ご興味ある方は必ずそちらを参考にされて下さい。

みくさのみたから100人のお薦めふみ
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「ちのみち」

「みくさのみたから」のエッセンスは、私達が理解出来る言葉で表現すると、身体や顔を無意識にランダムに動かして、身体をほぐす、気の流れを良くする、血流を良くするということをします。戦前の、太霊道の顕動法生氣自強療法の自己運動、そして野口整体の活元運動にとても似ています。それぞれにやり方が違いますが、自分の身体を伸ばしたり、運動して、緩める、力を入れる、気に流れを良くする、血流を良くするという点では酷似しています。「みくさのみたから」では、この運動のことを「ちのみちをとおす」といいます。「ちのみち」とは、「血の道」であり、「気の道」でもあり、「霊(ち)の道」でもあります。私が霊気の歴史を調べて、戦前の文献などにあたって、いままで文字だけで知っていたものを、実際に体験してみて、とても感慨深かったです。あっ~、日本では昔っからこういうやり方があったんだなぁ~って!

原点はあくび?

皆さん朝起きて、のびのび~ってします?手足を思いっきり伸ばして、あくびをするので顔が伸びて歪んで、「ワニャ~」って声にならない声が出ますね。これって、実は強壮作用がある。身体を活性化します。これを発展・拡張させたものと思えば、少し理解出来るかもしれません。

ちのみちとおす 体

この「ちのみちをとおす」なんですが、これが鍵のようです。これ、文章で書いて説明するのが難しいのですが、自分で身体のランダムな動きをします。これ100%無意識と言えるか分かりませんが、意識して制御してはいけないのですね。ヒョロヒョロ、ニョロニョロ、パラパラ、くねくね、むにゅむにゅ、のびのび、ゴリゴリ、もにょもにょ、そういう動きを自分で制御しないようにランダムに、頭で意識しないで動かす。僕はこういうのが大の苦手で(笑)、まだ開始まもなくの時に、飯田氏から「操作している!」と指摘を受けてしまいました。だから苦手だってば~!(T-T) まあ、後半はそれなりに出来るようになった気がします。普段動かさない部分を動かす、動かすことで身体が緩む、身体はとても温まります。

ちのみちとおす 目

この「ちのみちをとおす」の際には、眼も白目を剥いたり、普段動かさない動かし方をします。バカ殿みたいだったり、コロッケの物まねのようだったりもします。これを「いけ目」と呼びます。

ちのみちとおす 口

この「ちのみちをとおす」の際には、口も思い切り変化形にします。開いたり、つぼんだり、歪めたり。僕は自分でフェイササイズをしているの、少し動かしやすかったかもしれません。これを「いけ顔」と呼びます。

ちのみちとおす 唸る

この「ちのみちをとおす」の際には、唸ります。言葉ではなくて、「ウッ」「オェ」「ゲッ」「ア~」「オ~」というしゃべり声ではない唸り声を、これも意識しないでランダムに出します。普通の人の辞書には奇声という言葉がありますが、まあそれです。これは、丹田に効く感じがしました。これを「ちばり声」と呼びます。

ちのみちとおす 言霊

唸るのではなくて、言霊を使う場合もあります。この言霊は特殊なものではなくて「みんなげんき」のような単純な言霊です。しかし、実際には口をメチャクチャに動かしているので、普通の音声にはなりません。端からはこれも奇声に聞こえます。

(写真は公開されてるページへのリンクです)

写真は http://ionhousenara.blog.fc2.com/blog-category-4.html より

ちのみちとおす 全体として

ポイントは、理性的な身体の制御、タガを外す、ということです。普段私達は、意識してなくても、身体を一定の決まった使い方しかしません。それは、無意識にでも頭で制御しているからです。それによって、色々な凝りや不調が起こり、血流も悪くなり、可動範囲も狭くなります。この「ちのみちをとおす」は、それらのタガを外してしまって、身体を無政府状態にしてしまうのです。それで、いろいろな滞りがクリアーされる、そして力を抜いたときに本当の意味で緩むといことが起こります。

「みくさのみたから」を行う点で難しいのが、この「ちのみちをとおす」とい運動が、普通の人から見ると、変に見えると言うことです。変な声をあげながら、白目を剥いて、手足を乱舞する、身体をくねくねする、知らない人が見たらホント驚くと思います。

私から見ると、この見かけの問題が、後で述べるように、施術という点で大きな足かせになると感じました。たとえ説明を受けていたとしても、自分の恋人が、目の前で「ちのみちとおす」をしたら、百年の恋も冷めてしまうのではと思いましたが、もちろん惚れ直す人もいるかもしれませんが(笑)

ちのみちとおす 良い点

小一時間講習を受ければ、自分で「ちのみちをとお」せるようになるし、技術的には難しいポイントはないように思います。「ちのみちとおす」は慣れてくれば、いつでも最短1秒でもスタート出来るでしょう。飯田氏はしゃべりながら、たまにクネとか、ポキとか、瞬間でちのみちをとおしていました。多くの〇〇運動というのは、一定の時間と場所が必要だったりしますが、ちのみちをとおすのは、一人でさえいれば、いつでもどこでも瞬時に出来る、歩いていても出来る、時間も決まった時間は無い、そういう意味ではとても使いやすいです。(しかし、他人の目のある所では誤解を受ける可能性が大です) たった一分でもやってあげれば、かなり温まりますし、ストレッチにもなるし、気の流れも良くなるので、ちのみちを日常的にとおしていれば、肩こりや腰痛が起こるなんてことは、ほとんど考えられないと思いました。

部分治療として

さて、身体全体としては「ちのみちとおす」で効果が出てきますが、部分的な治療はどうするのでしょうか。それは「みくさのみたから」では、私から見るとかなり複雑なことをします。この講習でギックリ腰の人や、首がつらい人など、実際に治療を実施していました。それは、その患部に特に作用させるため、患者に特定のポーズをさせて、その状態で「ちのみちとおす」をさせます。このポーズは、患者に痛みの有無を聞きながら、いろいろなものを試して有効なポーズを探し出して、それでそのポースで患者に「ちのみちとおす」をしてもらいます。この色々なポーズをさせるのがかなり専門的な知識を要する感じでした。患者も当然「ちのみちとおす」を修得していなければ使えません。(この実演を見ながら、あ~、レイキすれば簡単に良くなるのに・・・と思いながら見ていました) 。

手当て 「たなそえる」

戦前の太霊道の顕動法生氣自強療法の自己運動などは、身体の運動を発生させて気の流れを良くしたあとに、手を当てることをしていました。みくさのみたからも、原理としては同じ感じですが、みくさのみたからでは、自分の側で「ちのみちとおす」をしながら、相手に手を当てます。そうすると沢山の気が流れるのは確かです。逆に「みくさのみたから」では、「ちのみちとおす」をした後でも、静止していれば気が流れるという認識はないようです。

受け手の人も「みくさのみたから」をやっていれば、問題は無いのですが、自分に手を当てている人が、隣で白目を剥いて、うめき声を上げて、ウニョウニョ動いているというのは、施術としては使える機会が限られてしまうと思いました。受けている人は、みくさのみたからを知っている必要があると思いました。時間的にも、「ちのみちをとおす」によって多くの気が流れるとはいえ、30分、40分と長時間するのは難しいように思いました。

気の違いが認識されていない

「みくさのみたから」では、気の種類は正確に認識されていないように思われます。私のレイキ講習でもお伝えしていますが、筋肉に力を入れるとその人の気が発生します。これは自分で太霊道の顕動法や、生氣自強療法の自己運動をやってみるとよく分かります。そして、もちろん「ちのみちとおす」をやってみてもよく分かります。そして、その発生した気はしばらくの間、身体に残ります。運動を止めて瞬時に無くなるわけではなくて、徐々に減衰していく感じです。

この力を入れるときに、具体的な意図を持って行うと、発生したエネルギーにも意図が乗ってしまいますが、「ちのみちとおす」では極めてランダムで無意識の動きをするために、その人個人の気ではあるが、ほぼニュートラルで意図のない気が生まれるのです。これはとても安全に使えるので、「ちのみちとおす」で発生する気は良質の気だといえます。もちろん、運動して発生させる気ですから、自分の体力は使います。緊張は緩みますが、筋肉を使う分の体力は使います。それが、発生する気になるのです。ですから、この部分の気はレイキとは違うものです

「みくさのみたから」で良く認識されていないのは、運動をしなくても気やレイキが出るという点です。第1に、運動直後なら、まだ自分の気が充満しているので、「ちのみちとおす」をしなくても、ある程度の時間は多くの気を流すことが出来ます。第2に、「ちのみちとおす」をしたあとは、身体の気の流れが良くなるので、少し時間が経過しても、そのまま当てているだけで良い量のレイキが流れます。手を当ててるときは必ず「ちのみちとおす」をしていましたので、こういった点が認識されていないように見受けました。

病腺・ヒビキの感知はない

飯田茂実氏は自身では「相手の悪い箇所は何となく分かる」と言っていましたが、「みくさのみたから」では、レイキ・靈氣のヒビキや病腺のように、正確に相手の悪い箇所、そしてその部分の状態を把握する技法はないようです。「ちのみちとおす」をやりながら、そういった精妙なヒビキや病腺を感じ取るのは、物理的に難しいという制約のため、気がついていないのではないでしょうか。例えば、自己運動を使っても、静かに手を当て使う生氣自強療法では、病腺を感じる技法に気がついていました。

まとめ

「みくさのみたから」は身体全体の健康法としては非常に良いのではないでしょうか。「ちのみちとおす」は一人であれば!(笑)いつでもどこでも瞬時に短時間でも効果が出るので、非常にお手軽。修得も1時間も習えば十分です。自分で自分の身体を良くしたい人には、とってもお勧めです。私もこの講習のあと、ちょっと身体を温めたいという時に使って、効果を実感していますし、もし大病になったら一生懸命やると思います。ただ、一般の人の公衆施術に使うのは上記のように少々難しい面があります。

このような戦前から続いている日本古来の生きている療法が、
今後も継続して残っていくことを強く切望いたします。

以上、あくまで私のセラピストとしての感想を書かせて頂きました。誤解している部分もあると思いますので、みくさのみたから関係者の方で、それは誤解しているよ~という点がありましたら、是非指摘して頂くとありがたいです。

最後にこの講習に誘ってくれた友人に心より感謝いたします♡

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