靈氣は大正時代に日本で確立された手当療法です。「靈」とは、神秘的なとか、不思議なとか、神聖なとか、そう言う意味です。現在の元号の令和の「令」は当て字で、本来は「靈」なのです。
今日、海外で実践されている「Reiki」あるいは逆輸入された「レイキ」は、欧米の旧来のヒーリングやキリスト教文化の影響を受けて、元々の戦前の日本で実践されいた「靈氣」とは、考え方も技法も効果も、違ったものに変容してしまっています。
また戦前、靈氣の実践を指導的に行っていた「臼井靈氣療法学会」は、敗戦・米軍占領そして、価値観の変化などによって、大きく衰退し、社会への影響力が喪失し、ここから靈氣を学ぶのが困難になってしまいました。
直傳靈氣(直伝霊気、じきでんれいき)は、創始者の 臼井甕男(1865-1926) ⇒ 林忠次郎(1879~1940) ⇒ 山口千代子さん(1921-2003) と継承され、海外文化の影響を全く受けていない戦前の日本のオリジナルのままの靈氣です。現在、純粋な日本の伝統霊気を学べる世界で唯一のものです。
(注:いわゆる「臼井式レイキ」は、純粋な西洋レイキです。また、「日本式レイキ」「伝統靈氣」「伝代霊気」などと称しているものも、それらの基本は西洋レイキです)
直傳靈氣は、欧米のレイキで失われてしまった、多くの素晴らしい特徴を持っています。直傳靈氣を知らずに、本来のレイキや靈氣を理解することは出来ません。また、本来の日本文化の素晴らしさをも、直傳靈氣は兼ね備えています。
直傳靈氣の10大特徴
🗻 とっても自由!
🗻 靈氣の本当の理解
🗻 文化に基づいた正しい技法
🗻 シンプルだから効果的
🗻 確実な施術効果
🗻 メンタルも100%の効果
🗻 日本人で良かった
🗻 精神性の向上
🗻 肯定的な人生観・人間観
🗻 信頼の育成システム
🗻 とっても自由!
皆さんは「欧米の考えは自由」「日本のものは形式重視で窮屈」と思っていませんか? 不思議ですが、こと靈氣・レイキに関しては、これが真逆なんですね。欧米のレイキでは「〇〇しなさい」「〇〇してはいけない」という事項が非常に多く、本来自由であった靈氣が大きく歪められていて、非常に使いにくいものに変質してしまっています。
〇事前に部屋や手を浄化しなさい
〇自分のオーラを浄化しなさい
〇レイキと繋がる儀式をしなさい
〇受ける人のオーラーを浄化しなさい
〇自由に当てるのではなくスタンダードポジションを使いなさい
などなどのルール、注意事項、禁止事項、必須事項があって、気軽に家族や友人に使いづらくなっています。また。これらのルールを守った守らないか気になってしまって、靈氣の流れも悪くなることが多いです。
もちろん、もともとの日本の靈氣にはこういったことは全くありません。事前の準備も必要なく、さっと手を当てればスタート出来ます。浄化も、靈氣を送っていれば、相手も自分も中から自然に浄化されます。
🗻 靈氣の本当の理解
靈氣は「誰の身体も生まれつき無意識で勝手に流れてる」エネルギーですが、この考えが欧米では理解されにくく、「マスターから与えられる」「その都度ソースとつながる」「自分の力ではない」など、誤解されている場合が多くあります。そのため、使える機会が制限されたり、靈氣の力が100%活かされてない場合がよくあります。
直傳靈氣は、靈氣創始者の臼井甕男先生の言葉「萬物生を享けたる者は、何方でも天恵として治療の霊能を備えて居るものです。草、木、禽獣、魚、虫、皆然りでありますが、殊に人間は万物の霊長でありますから、一層著しく発現するものであります」とある通り、もともと皆さんに備わっているもの、いつでもどこでもすぐに使えるもの、と正しく捉えていますので、本来の靈氣の力が100%発揮出来るようになっています。
🗻 文化に根付いた技法
靈氣には、日本文化に基づいた、印、呪文、言霊などの技法がありますが、これらは正しく理解されないまま欧米のレイキへ導入されてしまいました。もともとの言霊は日本語ですから、それは消滅してしまい、印なども誤った使い方をされています。ですから、欧米のレイキで靈氣の実力が100%発揮出来ないのは当然なのです。
直傳靈氣で使う技法は、もともとの日本文化に基づいた、皆さんの腑に落ちる納得出来る技法。だからこそ、効果的に使えるのです。
🗻 シンプルだから効果的
欧米では「レイキは自分の力ではなくて、外から与えられたもの」と捉える傾向が強く、そのために「出来るだけ技巧に頼る」「技法は多いほど進んでいる」と考えて、本来は必要の無い技法が多数導入されて、そのため複雑になっています。複雑になった分、使いにくくなり、効果も逆に出しにくくなっています。
本来の靈氣は、もともと誰でも生まれつき持っている力。ですから、技法に頼る必要はありません。最小限の技法を使えば、その人の力が100%発揮出来ます。そのため、直傳靈氣の技法はとてもシンプル。使いやすく、修得しやすく、そしてだからこそ効果的なのです。
🗻 確実な施術効果
本来の日本の靈氣は「病腺」を探して、病腺のあるところに手を当てていきます。病腺とは、患部から発生する信号のようなもので、施術者の当てた手に感じる感覚です。そして、病腺が収まるまで手を当てています。ですから、「どこに」「いつまで」手を当てていればいいかが、正確に分かり、それによって病気や不調が治るのです。
しかし、欧米のレイキは、このような感覚的な技法が失われてしまっているので、「どこに」「いつまで」当てていれば良いのかは、全く判断出来ません。そのために、予め決められた場所に、順番に、決められた時間当てていくという、スタンダードポジションというものを使います。それでも多少の効果はありますが、悪く言えば めくら打ち とも言えます。
なので、欧米のレイキで治療効果が出にくいのは、至極当たり前のことなのです。日本人の方が感覚に頼るということをしますが、この病腺を使うことで、常に確実に治療効果を出すことが出来るのです。
🗻 メンタルも100%の効果
「メンタルな効果は欧米のレイキの方が高いのでは」と思われるかもしれません。いえいえ、そんな事はないのです。靈氣の本来の名称は「心身改善臼井靈氣療法」といって、「心」を一番に重視していました。直傳靈氣で心の問題を扱うのは「性癖治療」と読んでいます。
「性癖」というのは、その人の悪癖・悪習・良くない行動パターン・良くない思考パターンです。つまり「心の癖」です。その人が悩んで苦しんでいるのは、その人の心の癖から来ていると考え、それを矯正する技法ですので、鬱病やパニック障害など、メンタルな問題すべてに効果を発揮します。
この性癖治療で重要な役目を担うのが「言霊」です。この言霊は日本語ですし、欧米的な考えとはまったく違った発想になっています。靈氣が欧米に広まったときに失われてしまった技法です。
🗻 日本人で良かった
私たち日本人は、太平洋戦争での敗戦、続く米軍による占領政策、それに基づいた戦後の学校教育のために、自分の国に対するマイナスでネガティブな誤った考えを深く植え付けられて、また戦前にあった豊かな日本文化を、多く失っています。そして、恐ろしいことに、今日の私たちはそうやって洗脳まがいのことをされたこと、多くの素晴らしいものを失ったことに、気がつきさえもしていません。
直傳靈氣を学ぶことで、伝統的な日本の価値観の素晴らしさ、人間や人生に対するポジティブな考え、和や業を大事にする国民性、自然を敬う心、いろいろな素晴らしい日本を再確認することができ、「日本人に生まれて良かった!」と心から実感できるようになります。
🗻 精神性の向上
直傳靈氣では、もちろん病気や不調を治すことは重要視していますが、それと同じぐらい大事にされているのは、個々の精神性の向上です。これは、靈氣の正式な名称が「心身改善臼井靈氣療法」と心が筆頭に来ていることにも表れています。日本の武道で「心技体」が重視されるのと、まったく同じです。
直傳靈氣では「心と体は、本来は一つのもので、分けて扱うことは出来ない(靈肉一如)」という明確な意識があります。健全な身体には健全な魂が宿る のです。
直傳靈氣は、靈氣の「五戒」を特に重視したり、戦前では明治天皇の御製を活用したり、施術者自身の精神性の向上を目指しています。
🗻 肯定的な人生観・人間観
「伝統」というと、仏教的な人生観や人間観を連想される場合がありますが、実は直傳靈氣はまったく違います。もちろん欧米キリスト教の原罪的な人間観もまったくありません。
直傳靈氣では、臼井先生の書かれたように、この人生は天から与えられた福祉であり、それを享受して健康的に楽しむことが本来のあり方、と考えています。
現代の日本人は、特に敗戦・占領・戦後教育の影響によって、自己否定感が非常に強く、自分はダメなもの、無力なもの、人生はつらいことばかり、日本は遅れていてレベルが低い、日本人は劣っている、といった誤った理解が蔓延しています。
直傳靈氣を学び、実践していくことで、人は誰もが素晴らしい存在で、自分もその一人で、この人生ではいろいろな素晴らしいことが出来るという、自分にも人生にもポジティブな感覚が育まれていきます。
🗻 信頼の育成システム
大変に残念なことですが、今日の欧米や日本の一部のレイキスクールは、無原則・無節操・営利主義のやり方で、レイキを「教えて」います。例として:
❎ レベル1~2を1日で教えてしまう
❎ レベル1~マスターを1~数日で教える
❎ 講習の中で手を当てる練習がない
❎ 2時間程度で一つの段階を教える
❎ 間違ったレイキのやり方を教える
などの問題があります。
このため、結果的に
❎ 「習った」のに使えない
❎ 高額の受講料を払ったのに使えない
❎ 結局レイキがよく分からない
❎ サポートもなく受講後に困る
といった詐欺まがいの体験をする方も残念ながら少なくありません。
直傳靈氣では、施術人数40名以上、施術時間120時間を超えたものしか、師範格になることが出来ません。一部の西洋レイキのスクールのように未熟な者が、教える立場になることはありません。さらに、この師範格を教えることが出来るのは、大師範以上ですので、同じレベルの者が同じレベルを育成することもありません。
また、師範になるためには、師範格として10名以上教えた実績が必要で、師範の指導は代表である山口忠夫先生だけが行うことが出来るので、師範の質が一定以上になるように保たれています。
直傳靈氣の育成システムは、伝統的な日本の「習い事」「武道」「○○道」に根付いた、責任を持って実力のある後継者を残すという、日本伝統の考えになっています。
🗻 前期セミナー
靈授を受けて、手当ての練習をすることで、その場で靈氣が使えるようになります。確実な効果を出すための病腺の技法もお教えします。受講したその日から、ご家族ご友人に靈氣を使って、病気や不調で効果を出すことが出来ます。
3時間×3講座 49,500円(税込)
前期セミナーは一日半の講習です。昼の9時半~17時と、もう半日(時間帯調整可)に分けての講習となります。 (2日は連日でも離しても可能)
◆前期カリキュラム
・靈氣の歴史
・直傳靈氣の始まり
・五戒について
・靈授1
・靈氣回し(実習)
・手当ての基本(実習)
・イスでの手当て(実習)
・靈氣の漢字について
・病腺
・印の技法
・発霊法(実習)
・靈授2
・病腺の練習(実習)
・印の練習(実習)
・血液交換法(実習)
・血液交換法(理論)
・靈授3
・第1、第2、平均浄化
・公開伝授説明
・血液交換法復習(実習)
・仰向けの手当て(実習)
・病腺の復習(実習)
・フォローアップについて
五戒:伝統靈氣では「生き方」を大切にしており、精神性の向上を目指していきます。その指針となるのが五戒です。
靈授:身体の靈氣の流れを良くして、手から出る靈氣を増やします。
病腺:身体の悪い部分からは、信号が出ていて、それを手で感じることで、患部の位置と施術時間が正確に把握できます。
印:図形のようなもので、自己治癒力を刺激して、治癒スピードを高めます
発霊法:一人で瞑想のようにして行う練習法です。手から出る靈氣を増やします。
血液交換法:マッサージのような手技で、身体の各部分の血液循環(交換)をアップして、身体を解毒します
▶日程の組合せの例
【例】
◎2月15日(木) 9:30~17時 + 16日(金) 9:30~12時半
◎2月15日(木) 9:30~17時 + 16日(金) 13:00~16時
◎4月12日(金) 9:30~17時 + 20日(土) 9:30~12時半
など
◎1日目の時間帯は9:30~17時で固定です
◎2日目の時間帯はご希望に依ります
◎1日目と2日目は連日でも、離しても可
▶お申込フォーム
▶お申込メール
メール(aroma-forest@messia.com)
にて以下を送って下さい:
・お名前
・メールアドレス
・携帯のご連絡先
・ご希望の日程の候補
後期セミナーでは、性癖治療と遠隔治療をお教えします。性癖治療は、日本独自の技法で、全てのメンタルな問題に効果があります。また、遠隔治療で、離れていても靈氣を送ることができるようになります。
3時間×2講座 44,000円(税込)
後期セミナーは1日の講習です。昼の9時半~17時に行います。
◆後期カリキュラム
・靈授1
・性癖とは?
・性癖治療の印
・性癖治療の言霊
・性癖治療(実習)
・靈授2
・魂の三重構造
・日本の言葉の技法
・遠隔治療の呪文
・遠隔治療(実習)
・血液交換法復習(実習)
性癖:その人の良くない行動パターン、良くない思考パターン、心の癖です。心身症を含む全てのメンタルな問題、それが原因となっている問題行動に、非常に効果のある技法です。
言霊:性癖治療の中心となる言葉を使った技法で、奥深い日本的な発想から生まれたものです。
呪文:音と文字を組み合わせたもので、遠隔治療の最初に、相手に接続するときに使います。
遠隔:直傳靈氣では、誰もがすぐに使えるようなシンプルな遠隔の方法をお教えします。
後期セミナーは、香りの森で前期セミナーを受けて、要件を満たした方が受講して頂けます。お申込は、仁科まさき まで直メールをお願いいたします。
■ 前期セミナー
[直傳靈氣前期12] 11月 2日(土) 9:30~17時頃(終了)
[直傳靈氣前期3 ] 11月 4日(月祝) 9:30~12時半頃(終了)
■ 後期セミナー
[直傳靈氣後期12] 1月22日(水) 9:30~17時頃(受付中)
■ 師範格セミナー
直傳靈氣は直傳靈氣研究会の認定講座になり、以下のお申込の流れになります。
♥ 親子の愛で受け継がれてきた
山口千代子さん(1921~2003)は1938年に林忠次郎先生から靈氣の伝授を受け、以来嫁ぎ先の山口家で靈氣を生涯にわたり実践してゆきました。千代子婦人は家族や隣人の火傷、眼球の怪我、喉の負傷、急性肝炎、ヒョウソウ、扁桃腺炎、中耳炎、夜尿症などに靈気を活用し、治癒を通してその効果を実感しました。
山口忠夫氏は山口千代子さんの四男として生まれ、誕生前より母より靈氣を受けており、兄弟の中でも身体の弱かった忠夫氏はその愛と靈気を受けて育ちました。そして幼少の頃から靈氣の指導を受け、多くの体験を重ねて来ました。
この様に直傳靈氣(直伝霊気)は戦争・戦後を通して65年以上の時を経ながら、母から子へと愛情と共に伝えられて来たのです。その日本人の心に根付いている伝統的な靈氣の神髄に触れてみてください。
仁科まさき
理学博士、レイキマスター、直傳靈氣 大師範
手を当てて病気や不調を改善するレイキセラピーの施術・伝授の専門家。しかし、以前は、宇宙や銀河を研究する天文学者だったという変わった経歴を持っている。大学院は素粒子実験で理学博士を取得したが、好きだった天文学をやりたくなり、国立天文台助手を経て東京大学宇宙線研究所の助教授に。
しかし現代科学は巨大化し、日々巨大な装置や計算機との格闘、プロジェクトの長期化、グループも大きくなり常に国際共同、全てにおいて協議・会議・コンセンサスが必要になっていき、元々苦手だった大きな集団や組織と直面する事態に。
加えて、当時の結婚生活が上手くいかず離婚、娘との苦渋の離別。この別れが自分の感情面を刺激して、失望・つらさ・幸せ・希望などセラピストに必要な感性が生み出される。
再婚したが、当時妊娠中だった今の妻が喘息持ちで、妊娠中は薬が使えず、リフレクソロジーを試して、大きな気づきが生まれる。 「自分の手を直に使い、その場で、自分の力で、相手を癒してあげられる」 そんな劇的な人生初のセラピー体験が起こり、その魅力にとりつかれ、機械相手から人間への大転換が起る。
2003年に「香りの森」を設立。 会社勤めや商売は一切!やったことがなかったため、最初3年間は全くの赤字。しかし、レイキの効果を体験、確信して、レイキの活動が多くなり、業績も上向きに。
これまで延べ4,560人以上(2023年10月)の人にレイキを教え、本も5冊出版、計11,000部を販売。 この経験を活かして、1日でレイキが確実に身につくノウハウ満載の講習を提供している。
「テキストと実践がとても充実してました」
「とても丁寧なコースで素晴らしい」
「自然で自由で生活で実践しやすそう」
「コミュニケーションで双方向の場になって楽しかった」
「レイキを使いながらの講習ですごく納得出来ました」
など感想多数。
レイキは、誰でもたった1日の講習で死ぬまで使え、使うための費用がいらない。レイキを使い出すと、医者や薬に頼る頻度や医療費が90%削減。そんな世の中を目指し日々邁進している。 「一家に一人レイキセラピスト」それが仁科の目標(^_^)/