坐骨神経痛・肋間神経痛・帯状疱疹など、神経系の問題は「痛い」とか「痺れる」と感じている箇所に手を当ててレイキしても、それは効果が全くありません。なぜなら、炎症を起こしている患部と、「痛い」とか「痺れる」と感じる箇所がずれているからです。
こういったケースは、医師でも間違えることが往々にしてあり、レイキを習ったばかりの人だと扱うのが難しいですが、念のために書いておきますね。
体のいろいろなところには、神経が配線されています。例えば、指にケガをしたとします。すると、その指の神経が刺激されて、その信号が脳に伝わって、脳は「指が痛い」と感じるわけです。
しかし、もしも指から脳へ伝わる神経のどこかで、刺激を加えても同様のことが起きます。この時は脳は「指が痛い」と間違って認識してしまいます。この時に、いくら指にレイキをしても、その痛みは取れません!
たとえば、坐骨神経痛は足・脚が痛んだり、痺れたりしますが、これは脚が悪いのではなくて、たいていの場合は腰骨から出ている神経が、長時間座っていることなどによって圧迫や痛められているのです。
肋間神経痛も、胸の肋骨が悪いわけではなくて、たいていの場合は、背骨からそこまでへの神経経路のどこかが悪いのです。
帯状疱疹は、神経が水疱瘡ウイルスに侵されて症状が出てきます。すでに、皮膚に発疹が出ているときは、その皮膚の下の神経が侵されているので、症状のある箇所=患部ですが、ただ痛みの時だけは、その痛い箇所が患部とは限りません。
では、どうやって患部を探すのでしょうか?
普通の医師でも、こういったケースでは探すのが難しいのですが、レイキの場合は神経の経路に沿ってヒビキを探していけばよいのです。そういったことが、誰でも普通に出来るのが、レイキのすごいところなんです。
●坐骨神経痛は、主に[ お尻のえくぼ~モモの裏、内もも ]の周辺のヒビキを探して、手を当てていきます。
●肋間神経痛は、主に[ 痛みを感じるポイント~背骨 ]の経路でヒビキを探していきます。ただし、稀ですが背骨の中の神経に問題がある場合もあります。
●帯状疱疹も、主に[ 痛みを感じるポイント~背骨 ]の経路でヒビキを探していきます。
以前自分で帯状疱疹になったときがあります。この時は、発疹は出なかったのですが、お腹で表面に触ると「痛!」ってなるエリアが発生していました。この時は、そのエリアから背骨までの間でヒビキを探すと、そのエリアの背骨に近い端っこの部分にヒビキがあったので、そこにレイキをしていたら、医者にもいかず薬も飲まずに一週間で完治できました。